洋画家・宮本三郎(1905‐1974)は、石川県小松市に生まれ、若くして画家を志し上京しました。昭和初期からは東京都世田谷区にアトリエを構え、ここを拠点とし制作を重ねました。宮本の優れたデッサン力は創作の源泉であり、画家としての資質を色濃く伝えるものです。
一本の線から生まれたかたちには、それを描いた人の感性や心の動きが表れ、それぞれが独特な表現への可能性をひめています。宮本三郎は「一枚の白紙と一本の木炭があれば、その精神が対象と一体となって、充分の活動を開始する」と、線が創りだす造形の妙味を述べています。
このデッサン大賞展は、線や様々な手法によって生み出される豊かな表現を求める場として生まれました。新たな表現の地平をおし広げるための一本の線、そして新鮮な技法、創造の明日を拓く独創的な表現を求めます。
- 募集内容
- 具象・抽象を問わず、本展の趣旨に沿った作品
- テーマ
- 自由(具象・抽象を問わず、本展の趣旨に沿った作品)
- 賞
- 大賞 : 100万円×1点
宮本三郎記念賞: 50 万円×1点
優秀賞:30 万円×2点
佳作: 10 万円×4点
その他、企業協賛による特別賞を設ける場合があります。
※受賞・入選あわせて約50点
- 副賞・特典
- 受賞・入選作品は、小松展、東京巡回展で展示されます。
図録に掲載されます。
- 応募開始日
- 2023年04月01日(土)
- 応募締め切り
- 2023年05月25日(木)
- 応募作品数
- 1人2点まで(グループでの応募は不可)
- 作品形式
- 応募する作品は以下の規定をすべて満たしていること。
《サイズ》縦1280㎜以内・横1280㎜以内・厚さ100㎜以内(額含む)
《重 さ》20㎏以内(額含む)
《形 状》壁面展示可能な平面作品
・ 作品の重さに見合った吊具を取り付けること。
・危険物や腐敗のおそれのある材料を使用しないこと。
- 応募方法
- 応募要項を「宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会事務局」まで郵送、もしくはインターネットのいずれかの方法でお申込みください。作品は、作品搬入先の「㈱インプレス美術事業部デッサン大賞展係」まで、期間内に郵送してください。詳細はHPをご確認ください。
- 参加資格
- 不問(年齢・国籍・経歴を問いません)
- 参加費
- 6,000円(2点まで)
- 審査方法
- 審査員による選考
- 審査員
- 荒井良二(絵本作家・イラストレーター)
小澤基弘(埼玉大学教授・画家)
鈴木康広(アーティスト)
橋本善八(世田谷美術館副館長)
町田久美(画家、武蔵野美術大学教授、多摩美術大学客員教授)
(五十音順)
- 結果発表日
- 2023年8月上旬
- 注意事項
- ・3年以内に制作された自作作品であること。
・他のコンクール・公募展で受賞、入選等していないこと。
・第三者の著作権を侵害していないこと。
※ 第三者の作品を盗用・模倣した事実が発覚した場合は、受賞・入選の発表後であっても、それを取り消すこととする。
・展示に適した強度をもつ作品であること。
※ 作品の重さに見合った吊具を取り付けること。
・危険物や腐敗のおそれのある材料を使用しないこと。
- 著作権の扱い
- 応募にあたっては、以下についてあらかじめご了承ください。
・小松市が受賞・入選作品を撮影し、その画像を使用することがあります。
・本展覧会では、観覧者等が会場で受賞・入選作品を撮影し、その画像をブログやSNS等に使用することを可とします(ただし、商業目的の撮影・使用は不可とします)。
- 主催
- 小松市、小松市立宮本三郎美術館、宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会
- 協力
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- 応募先・
お問い合わせ
- 宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会事務局内
(小松市立宮本三郎美術館内)
〒923-0904 石川県小松市小馬出町5番地
【電話】0761-20-3600 【FAX】0761-24-3374
【E-mail】miyamotode@city.komatsu.lg.jp
(受付時間)月曜日、祝日の翌日を除く9:00-17:00